イギリス旅行でおすすめの都市は?4つの「国」の首都を巡ってみて!

ヨーロッパの北西に位置する島国、イギリス。

「イギリス」と、つい一括りにしてしまいますが、

  1. イングランド
  2. ウェールズ
  3. スコットランド
  4. 北アイルランド

という4つの「カントリー(国)」で構成された連合王国です。

カントリー(国)は独自の文化があり、歴史を遡ると民族も違うので、それぞれ違った魅力があります。

英語のアクセントも、かなり違うんですよ!

4つの首都を訪れて、イギリスの奥深さをもっと感じてみませんか。

イギリス旅行でおすすめの都市を紹介!

イングランドの首都ロンドン

イングランドは、ゲルマン民族のアングロサクソン人が中心の国。

イングランドの首都は、イギリスの首都でもあるロンドンです。

ロンドンはほとんどの人が、知っているのでは。

歴史と伝統を感じる街並みと、個性的な近代建築が見事に融合した魅力溢れる街です。

世界中の様々な国籍、人種の人々が調和をもって暮らしており、この国際色の豊かさがロンドンの特色でもあります。

ロンドンは流行の発信地として、

  • ファッション
  • アート
  • 音楽

など、常に文化の最先端を走っているのです。

観光名所をあげればキリがありませんが、

  • 国会議事堂(ビックベン)
  • ロンドン塔
  • ロンドンブリッジ
  • バッキンガム宮殿

は必ず抑えたいところ。

数ある美術館や博物館はほとんどの場合が無料ですが、展示の質が高く、どれも1日ではまわりきれない程です。

他にも、お洒落なカフェやパブに、コンサートやミュージカルと、何日いても飽きない大都市と言っていいでしょう。

ウェールズの首都カーディフ

ウェールズはグレートブリテン島の南西に、位置しています。

もともとはケルト人が自治していた地方。

その為、ケルト文化の名残を多くとどめています。

英語と共に、ウェールズ語が公用語です。

ロンドンから電車や車で西へ向かうと、ある時から交通標識や駅名などが2ヶ国語表記になります。

「Croeso I Gymru(ウェールズへようこそ)」

と見つけることができたら、そこがウェールズですよ。

首都のカーディフまでは、ロンドンから電車で約2時間かかります。

頑張れば日帰りも可能⁉︎

徒歩で十分まわれてしまうほどのこじんまりとした都市ですが、見所はいっぱいです。

ローマ時代からの歴史を感じるお城や教会も、たくさんあります。

カーディフ城は「天空の城ラピュタ」のモデルになったところらしいですよ。

あなたがファンなら、聖地巡礼をされてみてはいかがでしょう。

カーディフは炭鉱都市として栄えた街なので、炭鉱後を利用した博物館を訪れるのも面白いですね。

「ビックピット国立石炭博物館」では、元炭鉱夫によるガイドもあります。

街から少し離れると、どこまでも広がる丘陵(きゅうりょう)地帯。

丘陵とは、なだらかな起伏や小山の続く地形のことである。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/丘陵

羊がちらばるウェールズの雄大な景観を、楽しむことができます。

スコットランドの首都エディンバラ

スコットランドは、グレートブリテン島の北側3分の1を占めています。

  • カタツムリのような楽器のバグパイプ
  • 民族衣装のキルト
  • ウイスキー
  • ネッシーで有名なネス湖

などを思い浮かべるかもしれません。

スコットランドの北部は、標高1300mクラスの山もある山岳地帯。

ハイランドとよばれています。

写真に納めきれないほどの雄大な自然を、感じることができますよ。

首都エディンバラは、中世の面影を残す旧市街と新市街地が組み合わさったコンパクトな都市です。

歴史の趣きあり、自然ありと魅力いっぱいの街。

8月の「ミリタリータトゥー」をはじめ、各種フェスティバルなど年間を通してイベントが多いことも、楽しめるポイントです。

北アイルランドの首都ベルファスト

白地に赤の十字を描いた聖パトリック旗が、北アイルランドの国旗です。

北アイルランドと聞くと、紛争の歴史を思い浮かべるかもしれません。

街を歩いていると、歴史と宗教について色々と考えさせられる場面もあります。

首都はベルファストです。

北アイルランド最大の都市で、雄大な自然を誇る北アイルランド観光の玄関口となります。

ベルファストはアイルランド島の北側に位置する港町。

美しいヴィクトリア時代の街並みに、多くの教会や博物館あり、豊かな自然あり、と楽しく街歩きができます。

メインストリートやショッピングモールには、素敵なお店が数多く入っていて。

お買い物を楽しみたいなら、満足できるのではないでしょうか。

造船業で栄えた街で、有名な「タイタニック号」もこの街でつくられました。

かつてタイタニック号が造船されたその場所に、今は「タイタニック博物館」が建てられています。

近代的な展示方法が見応えのある博物館です。

造船の歴史から、航海の様子、遺品までタイタニック号の全てがつまっています。

  • 定員8名のロープの吊り橋「キャリック・ア・リード吊橋」
  • 奇石群「ジャイアンツ・コーズウェイ」

といったアイルランドの絶景を訪れる際の起点として、穏やかな時間が過ごせるでしょう。

私がイギリス旅行で気に入った都市は?

街全体が世界遺産!スコットランドの美しい首都エディンバラ

私のおすすめの都市はスコットランドの首都、エディンバラです。

エディンバラは新・旧市街地が、共に世界遺産に認定されています。

歩くところすべてが観光地といってよいほど、どこを切り取っても絵画のように美しい街です。

残念ながら、日本からの直行便はありません。

ですが、ロンドンをはじめ、ヨーロッパの主要都市から乗り継ぎ便が出るので、それほど不便ではないでしょう。

ロンドンからは、鉄道が便利です。

およそ5時間ほどで、到着します。

「カレドニアン・スリーパー」という寝台特急もあり、鉄道の旅を楽しみたいならおすすめです。

ただ歩くだけで楽しい石畳の目抜き通り「ロイヤルマイル」

エディンバラ城とホリールードハウス宮殿をつなぐ1マイルの石畳の道を、ロイヤルマイルと言います。

かつては馬車が走っていたことが容易に想像できるほど、中世に迷いこんでしまったかのような素敵な空間。

通り沿いには

  • 「セント・ジャイルズ大聖堂」
  • 「スコットランド国会議事堂」

など観光名所もあり、お土産屋さんを覗きながら、ぶらぶらするだけでも楽しいですよ。

街を見下ろす要塞「エディンバラ城」

断崖絶壁に建つエディンバラ城は、6世紀からの古い歴史をもつ要塞です。

市街地のどこからでも見える街のシンボルとなっています。

周辺から見るだけでも、素晴らしいのですが。

城内は広く展示内容も大変充実しているので、あなたが歴史に関心があるなら特にオススメします。

展望台からは市内を一望できるだけでなく、海まで見えるのが素敵です。

自然もいっぱい!「アーサーズシート」

エディンバラの街並みを一望できる絶景ポイント、「アーサーズシート」があるホリールード・パーク。

市街地のすぐ横にあるとは思えない、手付かずの自然を楽しむことができます。

柵のない断崖絶壁沿いを歩くなど、海外ならではの体験もできるでしょう。

古都を見下ろし、海を望む「アーサーズシート」からのサンセットは、言葉を失うほどの美しさですよ。

イギリス旅行でのおすすめの都市について

今回はイギリス旅行でのおすすめの都市について、ご紹介しました。

今回ご紹介した4つの都市は、豊かな自然が魅力のイギリスの玄関口。

中世の趣きをとどめた素敵な都市を一歩でると、日本では見られないような絶景に出会うことができます。

日本からは直行便で11〜12時間と距離がありますが、是非、ロンドン以外の都市へも足を運んでみてください。

歴史あるイギリスの奥深さを、発見できると思います。