あなたは旦那さんと、仲がいいですか?
普段は仲良しでも、時には喧嘩してしまうこともあるかもしれません。
ですが夫婦喧嘩の様子を子供に見せるのは、悪い影響がありそうですよね。
- 仲の悪い両親のもとで育った子供
- 仲の良い両親のもとで育った子供
何か違いがあるのでしょうか?
ここでは夫婦仲の良し悪しが、子供にどのような影響を与えるのかを考えてみます。
仲良し夫婦で子供に良い影響を与えていますか?
仲が悪い両親よりも仲良しの両親のほうが、子供に良い影響を与えそうなイメージです。
一般的にも良好な夫婦関係が、子供にとってプラスに働くと言われています。
家族は仲良くありたいですよね。
親子仲良く手をつないでお出かけというのが、パッと思い浮かぶ理想的な家族像ではないでしょうか。
仲良し家族は、親子関係だけでなく夫婦関係も良好なはず。
夫婦円満な家庭の子供は、きっと幸せいっぱいでしょう。
一方、両親が喧嘩してばかりの家庭では、子供はどんな気持ちで過ごすのでしょうか。
もし夫婦で喧嘩する頻度が高いなら、ご自身の行動を振り返ってみてください。
仲良し夫婦の子供・仲の悪い夫婦の子供
夫婦の仲が子供に与える影響について、考えてみましょう。
仲良し夫婦の子供は?
仲良し夫婦のもとでは、子供は安心して素直に、のびのびと過ごせます。
「自分は愛されている」
「ここにいていいんだ」
と感じ、子供は自分の存在を、肯定的に考えるようになります。
自己肯定の気持ちや自己愛が、はぐくまれるのです。
自分を肯定できる子供は、自身の将来についても、明るく考えることができます。
小さなうちから将来の夢に向けて、頑張る子になってくれるかもしれませんね。
また穏やかな家庭の中で、マナーやコミュニケーション能力を、自然と身につけることが可能です。
夫婦がお互いを尊重し、感謝し合っていると、子供にも同じような意識が芽生えます。
人を大切に思って、「ありがとう」や「ごめんなさい」が、きちんと言える子になるでしょう。
子供は、親をよく見ています。
日頃の言葉使いや行動にも、気を付けたいですね。
仲の悪い夫婦の子供は?
一方、両親の仲が悪いと、子供は親の顔色をうかがうようになります。
親が怒らないように、機嫌を損ねないようにと、子供ながらに気を遣ってしまうのです。
小さいうちから人の機嫌をうかがうなんて、かわいそうですよね。
そして家庭で抱えたストレスを、外で発散する子も出てくるでしょう。
お友達に荒っぽい態度をとって、喧嘩になるかもしれません。
友達付き合いに苦手意識を持つと、将来にわたってコミュニケーションに不安を抱える心配が出てきます。
さらに夫婦仲が悪いと、虐待や非行の可能性が高くなるようです。
家族仲が悪い「帰りたくない家」にしてしまうと、子供は家に寄り付かなくなってしまいます。
ちなみに私のご近所さんに、派手な夫婦喧嘩をするご家庭があります。
金切り声や怒鳴り声が響き渡っていて、聞いているこっちがハラハラするほどです。
その夫婦は夫婦喧嘩と同じトーンで、子供を怒鳴りつけます。
とても子供に対する叱り方とは思えません。
そして大声で叱られている子供は、親と同じように大声で叫んで怒っているのです。
全員で怒鳴っているその家族を見ると、仲良くあたたかな家庭を作っていこうと強く思わされます。
子供のためにも夫婦仲良しでいる秘訣
では夫婦が仲良しでいるためには、どんなコツがあるのでしょうか。
やはりお互いを思いやる気持ちが、一番大切だと思います。
自分の気持ちを伝え相手の話を聞き、理解し合うように努めましょう。
たまには二人でデートを楽しんでも、いいかもしれません。
たとえ夫婦喧嘩になったときでも、できるだけ冷静になることです。
感情に任せて怒鳴ったり、物を投げたりしないでください。
暴言・暴力は厳禁です。
論理的に話し合いで、解決しましょう。
夫婦が仲良しでいることが子供に与える影響について
ここまで夫婦仲の良し悪しで、子供にどのような影響があるのかをみてきました。
やはり仲の良い両親のもとでは、子供も健やかに育つと言えそうです。
子供には穏やかな家庭で、優しい気持ちですくすく育ってほしいですよね。
夫婦が仲良しでいることが子供の幸せにつながるなら、少しくらいの不満は我慢できそうな気がしてきませんか?
子供のためにも、仲良し夫婦でいたいものです。