あなたはコップ一杯何mlかご存知ですか?
というか考えたことがありますか?
私はコップ一杯何mlかを、考えたことがあります。
缶コーヒーやパックのジュースが、コップ一杯に収まることに感動したことがあるからです。
コップ1杯は何ml?
わかりやすく一般的な紙コップで考えてみましょう。
紙コップ一杯の容量は、約205mlです。
200mlじゃないの?
と思うかもしれません。
実はコップの容量は、mlの単位では考えてはいないのです。
ではどんな単位?
オンスになります。
オンスとはヤード・ポンド法の質量の単位ですね。
ちなみに一般的な紙コップは、7オンスとなっています。
そして1米液量オンスは29.5735296 ml。
ですから7オンスコップは、
7×29.5735296 ml=207.0147072ml。
だから紙コップの容量は、約205mlと言われるようです。
料理の時のカップ一杯何ml?
料理の時は、
「1カップ」
という言葉をよく聞くと思います。
なのでカップ一杯何mlかも確認してみましょう。
料理のレシピなどで使われる一カップは、200mlになるようです。
コップ一杯とほとんど同じ。
但しお米の計量カップは、一カップが180mlのようです。
お米の場合は「合」という単位を使うからでしょう。
1合=180mlです。
コーヒーショップのコップ1杯は何ml?
私が好きなスタバの場合を調べてみました。
まずスタバには、
- ショート(S)
- トール(M)
- グランデ(L)
- ベンティ(LL)
のサイズがあります。
- ショート:8オンス
- トール:12オンス
- グランデ:16オンス
- ベンティ:20オンス
mlで考えると、
- ショート:236.5882368ml
- トール:354.8823552ml
- グランデ:473.1764736ml
- ベンティ:591.470592ml
となります。
ただ日本の場合は、きりの良い数字になっているようで、
- ショート:240ml
- トール:350ml
- グランデ:470ml
- ベンティ:590ml
となっているようです。
グランデとベンティとは?
ショートとトールの意味はわかりますが、グランデとベンティはわからないので調べてみました。
するとグランデとベンティは、イタリア語だということが判明。
- grande(グランデ)=大きい
- Venti(ベンティ)=20
という意味でした。
ベンティの20という意味の単語を使ったのは、20オンスのサイズを採用したからでしょう。
でもショートとトールが英語なのに、なぜグランデとベンティはイタリア語なのか?
それはスターバックスがエスプレッソビバレッジを提供することで、成功することが出来たからです。
(※ビバレッジ[Beverage]は「飲料」という意味。)
スタバがエスプレッソビバレッジを提供するスタイルを取り入れたのは、スタバの創業者ハワード・シュルツ氏がミラノのエスプレッソバールで感動の体験をしたから。
(※バール[Bar]は軽食喫茶店と考えていいでしょう。)
だからイタリアに敬意を表し、イタリア語を使っているようです。
コップ一杯の容量について
コップ一杯というか飲み物の容量は、オンスで考えるといいでしょう。
1オンス約30mlで計算すれば、わかりやすいのでは。
一般的なコップは7~8オンス。
缶コーヒーのショート缶は約190mlで、ロング缶は約250ml。
なぜ「約」と書いているかというと、缶コーヒーの場合は「g」表示なんです。
ショート缶185g、ロング缶250gといった感じ。
これは90度以上という高温で、コーヒーを缶に充填するからだそうです。
高温の液体は冷めると、体積が変わってしまいますよね。
だから温度で変わらない重さで、表示しているのだとか。
次に大きな缶ジュースの容量は350mlですから、12オンスくらいです。
ちなみに喫茶店のコーヒーは一杯150mlくらいなので、約5オンスになります。
一つのことを調べると、次から次に疑問が湧いてきますね。