コーヒー 牛乳

コーヒー牛乳って自分で作ると、味がイマイチじゃないですか?

コーヒーと牛乳の割合の問題でしょうか?

またコーヒー牛乳とカフェオレの違いって何でしょう。

コーヒー好きな私としては、知っておいたほうがいいと思います。

ということで、本日はコーヒー牛乳とカフェオレについて調べてみます。

コーヒー牛乳のコーヒーと牛乳の割合は?

驚いたことに、現在はコーヒー牛乳という製品は無いようです。

法律の改正で「牛乳」と名のつく製品は、生乳100%でないと駄目なんだとか。

では私が子供の頃に飲んだコーヒー牛乳の、コーヒーと牛乳の割合は?

せっかくなので、コーヒー牛乳について調べてみます。

コーヒー牛乳とは?

コーヒー牛乳を最初に販売したのは、守山乳業という会社です。

1923年4月20日に東海道線の国府津(こうづ)駅で、コーヒー牛乳を販売しています。

コーヒー牛乳が誕生したのは守山乳業の創業者守山謙氏が、コーヒーを日本に広めようとしていた住田多次郎氏と出会ったのがきっかけです。

住田氏は守山氏に、ハワイではコーヒーにクリームを入れて飲むことを教えました。

そこで守山氏はクリームの代わりに、コーヒーに牛乳を入れたようです。

そしてコーヒーと牛乳の割合が半々になったときに、コーヒーの苦味が消え美味しい飲み物になることを発見。

更には奥さんのアドバイスで砂糖を入れ、コーヒー牛乳の原型が出来たのです。

ということは初期のコーヒー牛乳は、コーヒーと牛乳の割合は1:1ということになりますね。

美味しいコーヒー牛乳のコーヒーと牛乳の割合は?

私が子供の頃飲んだコーヒー牛乳は、1:1の割合だったのでしょうか。

そこで更に調べると、守山乳業が使ったのは濃い牛乳だったようです。

ですから市販の牛乳を使う場合は、

  • コーヒー:4
  • 牛乳:6

もしくは、

  • コーヒー:3
  • 牛乳:7

の割合がいいのかもしれません。

ちなみに市販のコーヒー牛乳※で美味しいと評判の白バラコーヒーは、「生乳70%使用」と表記されています。

(※わかりやすいように、「コーヒー牛乳」という言葉を使用しています。)

ですから

  • コーヒー:3
  • 牛乳:7

がベストな割合なのかもしれません。

ちなみに私が美味しいコーヒー牛乳を、作れない理由がわかりました。

私はコーヒーをブラックで飲むので、コーヒー牛乳を作る際も砂糖を入れていなかったのです。

砂糖(ガムシロ)を入れることで、昔飲んだコーヒー牛乳の味に近づきました。

カフェオレのコーヒーと牛乳の割合は?

カフェオレはフランス語で、

Café au lait=ミルクとコーヒー

です。

ですからカフェオレは日本で言う「コーヒー牛乳」と同じ、と考えていいのではないでしょうか。

但しカフェオレの場合は、

  • コーヒー:1
  • 牛乳:1

と割合が決まっています。

あと日本のコーヒー牛乳は、アイスで飲むことが多いです。

一方カフェオレは本場フランスでは、ホットが一般的なのではないでしょうか。

日本ではアイスオーレが、一般的ですかね。

ちなみに昔のグリコのカフェオーレには、下記のように書かれていました。

50/50

ミルクたっぷりフランス式コーヒー

カフェラッテのコーヒーと牛乳の割合は?

カフェオレ

カフェ・ラッテはイタリア語で、

Caffè_Latte=コーヒー_牛乳

です。

ただイタリアの場合コーヒーと言えば、エスプレッソが主流です。

ですからカフェ・ラッテはエスプレッソに、牛乳(スチームミルク)を加えることになります。

エスプレッソと牛乳の割合は、

  • エスプレッソ:2
  • 牛乳:8

となっています。

但しエスプレッソコーヒーはお湯を加圧状態で濾すため、濃縮されたコーヒーになります。

(※エスプレッソとは本来は抽出方法のことをいいます。)

ですから割合がコーヒー2に対して牛乳が8でも、カフェ・ラッテはコーヒーの風味がしっかり残っているのです。

カプチーノのコーヒーと牛乳の割合は?

カプチーノ

カプチーノはエスプレッソに、スチームミルクとフォームミルクを加えた飲み物になります。

割合は

  • エスプレッソ:1
  • スチームミルク:1
  • フォームミルク:1

となるようです。

フォームミルクとは、温めたミルクを泡立てたものをいいます。

foam=泡

エスプレッソマシンのスチームで、牛乳を撹拌させるとフォームミルクができます。

ちなみに泡立っていない部分が、スチームミルクです。

ですからスチームミルクとは、ホットミルクだと思えばいいでしょう。

自宅でフォームミルクを作りたければ、下記の動画が参考になります。

コーヒーと牛乳の割合について

コーヒーと牛乳の割合について調べていたら、コーヒー牛乳だけでは済まなくなりました。

でも面白い発見があったので、良しとしたい。

私は今までコーヒーに牛乳を混ぜる時は、アイスで飲むのが前提でした。

でもホットコーヒーにホットミルクを混ぜるのは、ちょっとハマってしまうかもしれません。

今はレンジで簡単に、ホットミルクが出来ますからね。

早速試したのですが、カフェ・ラッテいいですよ。

カフェ・ラッテは砂糖を入れないほうが、私は好きです。

次はフォームミルクを作ってみたい。

是非、あなたも色々試してみてはどうでしょう。