洗濯機

「あれ、布団カバーがちょっと匂う・・?でも洗い方が分からない・・」

初めての一人暮らしや洗濯は人任せだった場合、布団カバーの洗濯は悩みどころです。

しかし、布団カバーは家庭でも洗濯することができ、決して難しくはありません!

洗濯で汗臭さとさよならして、清潔で心地よい睡眠習慣をつけてみませんか?

本記事では布団カバーの洗い方や注意点について紹介します!

布団カバーの洗い方を調べてみた!

「布団カバーって薄いし大きいから、洗濯すると縮んだり破けたりしそう・・」

確かに布団カバーは薄く、装飾もあって丈夫な見た目には見えないモノもありますよね。

想像通り、布団カバーの洗濯は「優しく洗う」が基本になります。

手洗いのイメージもありますが、洗濯機でも洗濯は十分可能です。

また、乾燥機の使用が禁止されているカバーもあるため、洗濯表示の確認が必須でしょう。

早速、布団カバーの基本的な洗濯手順を説明します!

1. 布団カバーに付着したゴミを軽く取り除く

布団の上で作業したり、ゴロゴロしたりすると少なからずゴミが付きます。

見えにくいですが、コロコロで掃除すると糸くずやホコリが取れるのです。

ゴミが洗濯機に多く溜まれば、洗濯機の故障にもつながるため、軽くゴミを取りましょう。

洗う時は裏返すため、布団カバーの外側のゴミをよく取っておきます。

洗濯

2. 裏返してファスナーを締め、畳んで洗濯ネットに入れる

布団カバーで最もゴミが溜まりやすいのが、内側の隅っこです。

「洗濯したら、四隅に黒ずんだホコリが溜まっていた・・」

なんてことがよくあり、「せっかく洗ったのに・・」と気落ちしてしまいます。

四隅にホコリを溜めないよう、洗濯時は裏返してそのままファスナーを締めましょう。

ファスナーがない場合でも、裏返すことで、表面の傷みを軽減することが可能です。

裏返してファスナーを締めたら、じゃばら折りで縦と横を適度な大きさに畳みます。

洗濯ネットも、網目が細かいと、傷みにくく、シワにもなりにくいです。

しかし、布団カバーを畳みすぎると、汚れが落ちにくくなります。

洗濯ネットの大きさは、布団カバーを畳んだ大きさより少し大きめがオススメです。

3. 洗濯機に入れ、中性洗剤で優しい洗濯をする

布団カバーを洗う時は洗濯表示にもよりますが、優しく洗うのが基本です。

服などに付いている洗濯表示の一番左に、洗い方が表示されています。

洗濯表示

水の入った桶のようなマークの下に線が書かれていると「優しく洗う」という意味です。

線が1本なら「標準コース」、2本なら「ドライコースや弱洗い」で洗います。

洗剤は素材に負担がかからない中性洗剤がオススメです。

布団カバーは何度も洗うため、弱アルカリ性だとカバーが傷みやすくなる場合があります。

主に汚れを落としたい時は、酸素系漂白剤を使うと傷みや色落ちを抑えて洗濯が可能です。

塩素系漂白剤は洗浄力が強い分、傷みと色落ちは伴いやすくなるため、注意しましょう。

4. 洗濯後はすぐに取り出し、日陰にM字型で干す!

布団

洗濯が終わったらシワを防ぐため、できるだけ早く洗濯機から取り出します。

取り出した直後に、畳まれた状態のカバーを叩いてシワを伸ばすのも良いでしょう。

直射日光は色あせの原因になるため、日当たりが良い室内か日陰がオススメです。

干し方に決まりはありませんが、しばしばM字型で干されます。

少し離れた2本の棒にまたがるように干すと、横から見た時にM字型になるのです。

M字型に干すと、1本の棒に干すよりも風が通りやすいため、乾きが早くなります。

初めは面倒な作業に感じるかもしれませんが、慣れると簡単な作業に思えるでしょう。

布団カバーの洗い方を試した結果・・・

シーツ

私も早速、先ほど紹介した布団カバーの洗い方を試してみました。

手順は以下の通りです。

  1. 布団カバーの表と裏のホコリやゴミをコロコロで取る
  2. 裏返してチャックを締め、じゃばら折りで座布団くらいの大きさに畳む
  3. 一回り大きいサイズの洗濯ネットに入れて洗濯機に入れる
  4. 「おしゃれ着用」の中性洗剤を使い、洗濯機の「ドライコース」で洗濯する
  5. 洗濯終了後、すぐ取り出し、再び畳んでシワを伸ばすように軽く叩く
  6. 日陰に、物干し竿を使って干す(M字にはできず) 

干し始めた頃は天気が良く、すぐ乾くと思われました。

しかし、その後、日が弱くなり、結局乾いたのは次の日の午後でした。

除湿器を夜に使っていたのも、早めに乾いた要因になりました。

今回は物干し竿に干しましたが、場所がない場合は角ハンガーに干すのも効果的です。

角ハンガー

角ハンガーとは、ピンチハンガーとも呼ばれ、洗濯バサミがいくつもぶら下がっています。

蛇行させるように干すと全体的に均等に空間が出来るため、乾きやすくなるのです。

洗濯した結果として、布団カバーに傷みもなく、シワもほとんど残りませんでした。

干すのには手間取りますが、洗濯自体は簡単だったと思われます。

また、大きな洗濯物は乾きにくいため、カバーの代わりもあると安心です。

私は布団の上に薄めの毛布を敷いて寝ましたが、快適に寝ることができました。

布団カバーの洗い方について

布団カバーは洗濯が難しいと考えがちですが、布団に比べると非常に簡単に洗濯できます。

中性洗剤と少し大きめの洗濯ネット、角ハンガーがあれば洗濯可能です。

厄介なのは、布団カバーの匂いや色などから、危機感が生じにくい点でしょう。

寝ている間に、人は200ml以上の汗をかくと言われています。

起きても汗をかいていないのは、寝巻や寝具が吸ってくれているからです。

汗を放置すれば、いつかは菌が発生し、匂いまで生じてしまいます。

洗濯が面倒なイメージの寝具ですが、汗の匂いが染み込むのは避けたいですよね。

この機会に寝具の洗濯予定を立ててみてはどうでしょう。