猫が頭突きをしてくる!どんな意味が込められているの?

猫も犬もどちらも、私たちの身近なペットの代表ではないでしょうか?

よく

「猫派か?犬派か?」

なんて話題になりますよね。

犬は感情表現が豊かで、人間にもわかりやすいです。

飼い主には従順で、よく甘えたり懐いたりしてくれるイメージがありますよね。

でも、猫は犬と比べて感情が読みづらいし、飼い主のことなど気にしない自由奔放なイメージが。

「この子は本当に私のこと何とも思っていないの?」

自分は大事に思っていますが、素っ気ない態度ばかりとられると気になってしまいますよね。

もし、猫の行動から気持ちがわかれば、少しは安心できるのでは?

色々な行動の一つに、「頭突き」があります。

人間の場合、頭突きは暴力行為。

相手を攻撃し、傷つけるために行います。

「人間と同じ感情でしてくるの!?」

不安になりますよね。

今回は、そんな猫の頭突きについてご説明します。

猫がなぜ頭突きをするのか調べた

猫が頭突きをするのは、実は飼い主が嫌いで行っている訳ではありません。

むしろ逆で「好き」の気持ちを、表現しているんです。

頭突きの愛情表現の中に、色々な意味が含まれています。

  1. 「好きだよ」と伝えるため
  2. マーキングするため
  3. あいさつのため
  4. 何かを要求するため

それぞれを見ていきましょう。

① 「好きだよ」と伝えるため

親・仲間・異性などの親しい関係に対して行います。

大好きな人にしか、しない行為なんです。

あなたに頭突きをしてきたら、好かれている証拠になります。

② マーキングするため

おでこからマーキングのホルモンを出しています。

それを飼い主につけて

「この人は自分のものだよ」

とアピールしているんです。

③ あいさつのため

帰宅した時だけ頭突きする場合は、この可能性が高いです。

「おかえりなさい」

「お仕事お疲れ様」

なんて、言ってくれているのかもしれませんよ。

もしかすると留守番で、寂しい思いをしていたのかも。

④ 何かを要求するため

「お腹がすいたからご飯がほしい」

「一緒に遊んでほしい」

色々な思いが込められているかもしれません。

  • ご飯のお皿は空になっていないか?
  • 最近遊んであげているか?

チェックして猫が何を求めているのか、察してあげるようにしましょう。

 

猫はしゃべれないし、素っ気ない態度が多い動物。

でも頭突きが愛情表現だとわかるととてもうれしいし、余計にかわいく思えてしまいます。

でも、あまりにもしつこかったり、忙しくてバタバタしている時だとちょっと困るのでは。

そんな時に、大きな声で怒ったりするのはダメです。

猫が不満を持ってしまったり、何で怒られているのかわからず、混乱してしまう場合があります。

最悪の場合、怖がって寄り付かなくなってしまう可能性も。

優しく撫でてあげたり、声をかけてあげたりしましょう。

そして時間があるときに、お気に入りのおもちゃを使って、一緒に遊んであげてください。

絆がさらに深まるはずです。

猫が頭突きする意味を理解してみると

私は今までに何匹かの猫を飼っていましたが、性格は人間と同じように様々です。

おっとりしていて誰にでも懐く子。

警戒心が強くて私にしか懐かない子。

どの子もみんなかわいい大切な家族です。

膝にすりすりと、すり寄ってくる子がほとんどでした。

でも私がよろめく位に、激しい頭突きをしてくる子がいるんです。

そして、まれにですが、その後にガブリと私の足に噛みつく。

結構痛いしいきなりなので、びっくりします。

ですが怒っている様子でもないし、ご飯もカラになっていません。

帰宅直後にそういったことが、多かったです。

なので私はどちらの行為も、かまってほしいサインだと思いました。

頭やのど・体を優しく撫でて、話しかけるようにしたのです。

すると安心したようで、ゴロンとその場に寝転んだり自分の寝床に戻っていったり。

素っ気ない態度が多かったりしますが、時々甘えてくれるところがツンデレで可愛いですよね。

ツンとデレの差がはっきりしているのが、猫が愛される特徴なのかもしれません。

猫が頭突きをする意味について

猫がなぜ頭突きをするのか、ご説明しました。

決して嫌っているからする行為ではないのが、わかったと思います。

むしろ大好きだと表現してくれているのがわかって、安心したのではないでしょうか?

そして猫のことがより可愛く、ますます好きになったと思います。

これからは逆に頭突きがない方が、不安になってしまうかもしれませんね。

その他にも色々な仕草で私たちに、メッセージを送ってくれることがあります。

動作を観察し何を伝えたいのか、考えてあげてください。

そうするとより猫と深くコミュニケーションを、とることができると思いますよ。