本日はトイレメーカーのランキングについて、書いてみます。
生活に絶対欠かせないトイレ。
現在は一口にトイレといっても、いろんな種類のトイレがあります。
そんなトイレにおける各メーカーの、おススメポイントを見ていきましょう。
トイレメーカーの人気ランキング?
数あるトイレメーカーの人気ランキングは、どのようになっているのでしょうか。
国内シェア率をもとにしたランキングは、以下の通りです。
- 1位 TOTO
- 2位 LIXIL
- 3位 Panasonic
1位は国内シェア率60%と不動の人気を誇る、TOTOです。
TOTOは100年以上もの歴史をもつ老舗企業。
およそ100年前に国内で初めて陶器でできた洋式トイレを開発して以来、その時代に合ったトイレを研究し製造し続けています。
2位はLIXIL。
2011年に
- トステム
- INAX
- 新日軽
- サンウェーブ工業
- 東洋エクステリア
の5社が統合して誕生したメーカーです。
住宅設備や建材メーカーが統合してできたメーカーということもあり、強みはなんといってもデザイン性。
デザインの種類が豊富で、女性にも人気です。
3位はPanasonic。
一見、白物家電のイメージが強いPanasonicですが、1987年に水洗便器の発売を開始しています。
トイレ産業には最近の参入となりますが、家電メーカーの強みを生かしたトイレが人気です。
各トイレメーカーの特色
では、それぞれのトイレメーカーの特色について、みていきましょう。
1位TOTOのおススメポイントは、節水機能の充実です。
渦をまいて便器内を洗浄するトルネード洗浄では、あますことなく便器内を洗浄できるにも関わらず、水の使用量が従来の1/3に抑えられています。
さらにトイレを清潔に保てる機能まで、充実しているのです。
セフィオンテクトというTOTO独自の技術では、陶器表面の凹凸をナノレベルで仕上げることにより、汚れが付きにくく落ちやすくなっています。
また、お掃除が楽なフチなし機能と、トイレを自ら除菌する機能も備えられているのです。
上記のようにTOTOのトイレは、シンプルながらに必要な機能が備えられていることが特色です。
2位LIXILのおすすめポイントは、お掃除のしやすさ。
トイレ掃除は独特な形状が故に、手が入らなかったり届かなかったりと、お掃除の行き届かない場所がでてきますよね。
LIXILの場合は便器自体の作りに工夫がされているため、手の届かない!なんて悩みを払拭してくれます。
便器の素材はアクアセラミック素材でできており、水垢がこびりつきづらくなっています。
また一般的にトイレは凹凸があり、お掃除がしにくいと思いませんか。
ですがLIXILのトイレはシンプルな形にすることにより、お掃除のしにくさを改善しました。
さらに汚れが入りやすい継ぎ目がなく、便座が真上にリフトアップするので、においや汚れを残すことなくトイレを綺麗に保つことができるのです。
便器内の工夫もしっかりされており、汚れを外にはねさせないために泡クッションを採用。
また吐水口を3つにしたパワーストリーム洗浄により、便器内を清潔に保つことができます。
3位Panasonicのおススメポイントは、家電メーカーならではの発想、「節電」です。
室内の温度を感知して、必要な時だけ温める速断便座機能。
さらにウォシュレットの温水シャワーを使うときだけ沸かすことで、保温にかかる電気を節電することが可能です。
また、お子様のいる家庭にはうれしい、ウォシュレットのチャイルドロックなども完備。
そして他メーカーと同じく、お掃除に嬉しいトイレでもあります。
便器自体は水族館の水槽や、航空機の窓にも使用されているスゴピカ素材。
そのため細かい傷がつきにくく、ブラシ掃除も可能です。
タレガード・モレガード:
便器周りの作りに工夫を施すことによって、汚れを便器外に漏らしません。
ハネガード:
便座をあげると水位がさがり、水面全体に泡がでてくる工夫もされています。
このトリプルガードにより、Panasonicのトイレは清潔に保てるんですね。
激落ちバブル機能:
市販の台所用洗剤を少量使用することで、トイレを使用するたびにお掃除してくれる機能。
そしてなんといっても嬉しいのが、停電時にも水を流せる機能です。
生活する上で大事なトイレが災害時でも安心して利用できることは、災害大国日本にはなくてはならない機能と言えるでしょう。
トイレメーカのオススメは?
3つのトイレメーカーをご紹介してきましたが、私のおすすめはLIXILのトイレです。
トイレのお掃除の中でも特に気になるのが、ウォシュレットのお掃除。
なかなか隅々まで掃除できないため、清潔に保つのが特に難しい場所かと思います。
LIXILはそんな悩みまで、解決してくれるのです。
LIXILのトイレには着脱可能シャッターが、ウォシュレットに装着されています。
そのためウォシュレットを使わないときは、ノズルが収納され汚れる心配がありません。
また使用前後にノズルをたっぷりの水道水で洗浄するため、綺麗に保つことができるだけでなく、先端は取り外して簡単に交換可能なのです。
LIXILのトイレは隅々までお掃除をする側への配慮が行き届いており、さすが住宅設備メーカーの発想だな、と思わせてくれます。
様々な工夫がされているトイレを紹介してきましたが、お気に入りのトイレは見つかりましたか?
それぞれのニーズにあったトイレを見つけて、快適な生活の一部に織り交ぜてみてはいかがでしょうか。