「読書が趣味です」と自己紹介する人を見かけますよね。
ところで本を読む人って、どのような人が多いのでしょう。
趣味が読書だからといって、「物静か」だとは限りません。
読む本の内容によっても、性格の違いが生じるでしょう。
本記事では、本を読む人の特徴について紹介します!
本を読む人の特徴を調べた!
本を読む人というと、どのようなイメージが湧きますか?
知的、物静か、クールなど、さまざまなイメージが湧くはずです。
本読みにはどのような特徴があるのか調べた結果、次の6つの特徴が分かりました!
- 知的好奇心が強い
- 動く前によく考える
- 想像力と思考力が豊か
- 文章力がある
- 相手の気持ちを考える事ができる
- 状況を客観視できる
それぞれの特徴について説明します。
1.知的好奇心が強い
読書をすると、知識欲が満たされます。
「なぜなのか知りたい!」
「どんな展開になるか気になる!」
という気持ちがなければ、多く読もうとは思いません。
また、読書をすることで、無料で入手できる情報よりも深く物事を知る事ができます。
そのため、読書好きは物事を追究することが好きな人が多いでしょう。
2. 動く前によく考える
啓発本やビジネス書は、人生における1つの答えを示しています。
科学書も、現象の原因という一種の答えを示していると言えるでしょう。
悩む人の中には、本に「答え」を求める人もいるのです。
慎重に動く人は、動き始める前に情報を集めます。
責任感のある人も、自分の意見に根拠を持たせるために調べます。
悩むという言葉は悪く聞こえがちですが、悩むからこそ良い結果にもつながるでしょう。
読書家には、努力家も多いのかもしれません。
一方で、悩みやすく、結局動けなかったという経験もあるでしょう。
また、知っただけで満足してしまう事もあります。
行動力に欠けるのが、玉にキズかもしれません。
3. 想像力や思考力が豊か
本には写真や絵もない場合があります。
文字だけから何かを生み出すには、想像力と思考力が必要です。
また、抽象的な言葉から意味を考えて深める際にも、必要な力でしょう。
集中するのにも、話の内容がある程度理解する思考力が必要です。
本の中の世界に浸れるのは、想像力や思考力がある証拠でしょう。
物事の意味や背景を熟考できるため、研究や考察が得意です。
また、相手の事情を考え、思慮深い接し方ができる人も多いでしょう。
4. 文章力がある
本にはさまざまな文章が並んでいます。
学校では習わないような表現や言葉も多いでしょう。
正しい文章だけでなく、心に響く書き方や表現、構成なども学べます。
状況に適した文章、繊細な言葉選びができるのは、見本を知っているからでしょう。
ただし、本を読む人全員に、文章力があるわけではありません。
あくまで文章力を磨くための材料を、多く持っているだけです。
実際に文章を書くか、会話で用いるかしなければ、文章力は身に付きません。
それでも、本を読む人には、魅力的な文章を書けるだけの可能性はあると言えます。
5. 相手の気持ちを考える事ができる
本には作者の考えが詰まっています。
考えを直接的または間接的な言葉で表現し、読者に伝えているのです。
本から作者の考えを受け取るには、言葉の意味や話の流れを読む必要があります。
「作者は何が言いたいのだろう」と考える癖が、生活の中で生かされるのです。
相手は何が言いたいのか、何がしたいのか、と考えられるようになります。
考えた末に当たるかは分かりませんが、考えなければ当たらないでしょう。
また、相手の話に共感しやすくもなります。
気が利く人の中には、読書が趣味な人も多いかもしれませんね。
6. 状況を客観視できる
小説を読む時が一番当てはまりやすいでしょう。
物語を読む時、基本的に登場人物にとって読者は第三者です。
第三者として登場人物の行動や心の中を「見る」ので、客観視することに慣れます。
自分の行動や状況を客観視し、改善もできるでしょう。
達観した考え方や冷静な判断にもつながります。
一方で、自意識過剰になってしまい、あがり症になる事もあるでしょう。
本を読む私について考えた!
実は、私も本を読む人です。
本を読む人の特徴を調べながら、私にも当てはまる点が多くありました。
特に、動く前によく考える、という点は当てはまります。
何事も情報収集をして、最悪のパターンを想定しながら動くのが私の癖です。
「事実は小説より奇なり」という言葉が、印象強く残っています。
人間関係も、事件も、何事も小説のような展開があり得るのです。
また、小説を読みすぎると話の展開が読めてしまって、驚く事が減ります。
実際に体験していなくても、経験豊富な人になった気分になるのです。
「あなたは冷めている」と言われてしまった事もありました。
一方で、「冷静で大人びている」という印象を与えた事もあります。
驚きにくいため、周りからは冷静・冷めた人と見られやすいようです。
それだけではありません。
私は、「何でもあり得るのだ」と考えているため、人の話を否定することが少ないです。
そのため、心が広い、柔軟な考えを持つ人とも言われます。
実際は、心が広いというより、相手に関心を持つことができるだけです。
関心のないジャンルの本に挑戦する際には、好奇心を維持する必要があります。
何かに関心を持とうとする姿勢が、実を結んだ結果なのでしょう。
本を読んだメリットも多いです。
一方で、私には本を読んできたが故に、苦しむ点もあります。
言い方や的確な言葉、相手への気遣いにこだわってしまい、話すのが下手な点です。
「この言葉では誤解が生まれないか」
「この言い方では私の伝えたい事が正しく伝わらない」
というように、言葉の使い方や言葉が与える印象が気になってしまいます。
結果、発言が伝わらず、発言する勇気もなくなったのです。
読書だけが原因ではありませんが、関わりはあるのでしょう。
知識は溜め込みすぎると身体の中で腐って、使えなくなってしまいます。
読書より人と会話する事の方が大切であると、気付かされました。
私の読書と関わる特徴は以上です。
- 動く前によく考える
- 冷めている・冷静と言われる
- 好奇心や関心を持つことに慣れている
- 言葉にこだわりすぎて話をするのが苦手
以上の特徴は私特有のものでもあります。
読書家の多くが持っている特徴ではありません。
読書によって生じる特徴には、個人差があります。
「読書家はこんな人間だ!」と決めつける事なく、接しましょう。
本を読む人の特徴について
本記事では、本を読む人の特徴について紹介しました。
内容をまとめると以下の通りになります。
- 本を読む人の特徴
- 知的好奇心が強い
- 動く前によく考える
- 想像力と思考力が豊か
- 文章力がある
- 相手の気持ちを考えることができる
- 自分や状況を客観視できる
- 本を読む私の特徴
- 動く前によく考える
- 冷めている・冷静と言われる
- 好奇心や関心を持つことに慣れている
- 言葉にこだわりすぎて、話をするのが苦手
本をただ読むだけでなく、関心を持ったり、思考したりする事が大切です。
また、本に頼りすぎると考えなくなる、という警告もされる事があります。
本に「頼る」のではなく、本を「利用」して、自分の心や脳を磨いていきましょう!