あなたは1日のうち、どの時間帯に読書をしますか?
読書の時間帯に正誤はないですが、適切な時間帯はあります。
せっかく読むなら、効率的に知識を得られる読み方をしたいですよね。
本記事では、読書に適した時間帯について紹介します!
本を読む時間帯について調べた!
現代では好きな時に本を読むことができます。
しかし、気分や脳の疲れ具合で、読んだ時の感じ方に違いが出てくるのです。
生活リズムにもよりますが、時間帯によって脳の状態が変わります。
読む目的によっても、最適な時間も変わってくるのです。
さて、効果的な読書をする時間帯とはいつなのでしょうか?
一番頭がスッキリしているのは朝の時間帯!
頭の中が一番スッキリしているのは、朝、特に起床した時です。
具体的には、朝起きてから陽が高くなる前、午前10時くらいだと言われています。
睡眠中、頭の中では記憶の整理整頓が行われ、起床時は掃除後の清々しい状態なのです。
そのため、朝は情報をインプットしやすく、アイデアも湧きやすくなります。
朝の読書は頭に刺激を与え、良い考えにもつながるのです。
学校での「朝読書の時間」は、脳にとっても理に適った読書の仕方と言えます。
ちなみに、朝食前の空腹時では更に集中力が高いそうです。
朝食前の10分程度でも読書ができると、頭の適度な運動になります。
朝は自己啓発やスキルを磨く本を読むと、前向きな1日の出発につながるはずです。
ただし、頭がフル回転しているわけではないため、分かりやすい内容の本が良いでしょう。
夕食前は実用書、夕食後は気楽に読める本がオススメ!
お腹の減る夕食前は、集中力が高まる時間帯です。
放課後や仕事終わった後でも、多少余力が残ることはありますよね。
もし、朝に読書しにくい時は、夕食前に読書の時間を設けましょう。
夕食後のリラックスした時間には、小説や写真集などの趣味の本が適切です。
リラックスした状態で読めるため、自分の世界に浸りやすくなります。
就寝前の読書や勉強は記憶に残りやすい!
睡眠時の記憶整理は、寝た直後から行われます。
就寝直前の情報が一番鮮明で、脳に定着しやすいのです。
読書や学習によって知識を増やすなら、寝る直前が最適といえるでしょう。
ちなみに寝る直前とは、「寝る前の30分間」です。
短時間のため、その日に学んだ内容をまとめて復習する時間に充てると良いでしょう。
私が本を読む時間帯は?
私も本好きで、暇さえあれば読書をしていました。
学生時代は、食事中や帰宅中でも読書をしたこともあります。
1日の中で一番集中できたのは、放課後でした。
空腹時は野性的になるのか、食いつくように読書に没頭できていたのです。
当時は小説しか読みませんでしたが、今では分かりやすい実用書も読みます。
私は一冊読むのに何日もかかるのですが、時々とても集中できる時があるのです。
今思い返してみれば、集中できるのは夕食前のお腹が減った時間帯でした。
ちなみに私は朝には本をあまり読んだことがありません。
しかし、朝食前に何気なく本を開くと、素直に内容が入っていく感覚がありました。
すぐに頭が働くわけではなく、ぼんやりと読むうちに何ページも進んでいるのです。
朝は良い内容に出会った時の喜びが、大きかった記憶があります。
朝は直感が鋭く、良いも悪いも感じ取りやすいのかもしれません。
いつも熟考しがちな私には、朝のぼんやりした直観的な読み方も大切だと感じました。
私の経験上、朝食前と夕食前が読書しやすいので、オススメです。
また、空腹時は集中しやすいのも実感しています。
ただし、長時間の読書には向いておらず、頭も回らなくなるので注意です。
本を読む時間帯について
本記事では、読書に適した時間帯について紹介しました。
内容をまとめると以下の通りになります。
読書に適した時間帯について
- 朝は一番頭が整理され、読書には最適な時間
- 起きた時の脳の中は整理整頓され、インプットしやすい
- 前向きな本がオススメ(実用書や自己啓発本など)
- 朝食前は集中力が高い
- 夕食前は実用書など、夕食後は趣味の本がオススメ
- 夕食前も集中力が高い
- 夕食後は楽しめる本が良い(自分の好きな本など)
- 寝る前の読書は脳に定着しやすい
- 寝る前の30分間が一番脳に定着しやすい
- 読書による語彙力アップにも適した時間
- 1日で学んだことを振り返る時間にすると定着率もアップ
私が本を読む時間帯は?
- 夕食前の空腹時は一気読みしやすい
- 朝の読書は直感が鋭く、良い内容に出会いやすい
- 朝食前と夕食前の読書はオススメ
- 空腹時は時間帯に関わらず、集中力が高い
知識量を増やすために効率的な読書をしたいなら、適切な時間帯が良いでしょう。
しかし、適切な時間帯だけが、知識が身に付く読書の条件ではありません。
大切なのは、読みたい、知りたいという心持ちです。
いつ読んでも、内容に関心を抱けるなら自然と知識が身に付きます。
ストレスは記憶力に悪影響を与えるため、頑張って朝に読むのは避けましょう。
あくまで脳が読書に適した時間の目安のため、固執してはいけません。
時間帯や体の状態で、内容への感じ方は変わってきます。
何よりも読書を楽しむことを意識すれば、悪い結果は生みません。
本記事が豊かな読書経験を形成するのに役立つことを祈っています。