パジャマ

部屋着とパジャマって何が違うのか、気になりますよね。

どちらも部屋の中で着るものですが、呼び名に違いがあるのは不思議です。

明確な違いがあるなら、日本人として知っておくといいでしょう。

本記事では、部屋着とパジャマの違いについて紹介します!

部屋着とパジャマの違いを調べた!

言葉としての「部屋着」と「パジャマ」は微妙に異なる

「部屋着」と「パジャマ」の意味について、調べてみました。

辞典『大辞林』によると、以下のように説明されています。

  • 部屋着:「日常、部屋の中でくつろぐときに着る衣服の総称。室内着(しつないぎ)」
  • パジャマ:「ゆったりした上着とズボンからなる寝巻」
    • 寝巻:「寝るときに着る衣服」

部屋着は「部屋の中でくつろぐ時」に着る服の総称です。

一方パジャマは、「寝る時」に着る服を指していました。

「部屋でくつろぐ」ことと「寝る」ことの違いは何でしょう?

「くつろぐ」ことの中には「寝る」ことも含まれている気がしますよね。

リラックスすれば、ついウトウトしてしまうものです。

しかし、「くつろぐ」と「寝る」は似ていますが、違いもはっきりしています。

くつろいでいる状態と眠った状態の間には、「意識の有無」という点で隔たりがあるのです。

よって、部屋着とパジャマは、概念上では同じ意味とはいいがたいと言えるでしょう。

では、言葉の意味は違いますが、実際の「服装」にも変化はあるのでしょうか?

くつろぐ

「部屋着」と「パジャマ」の様相は全く異なる

部屋着とパジャマの特徴について調べてみました。

  • 部屋着の特徴
    • 伸縮性が高く、動きやすい
    • 汚れても問題ない
    • そのまま外に行っても問題ない
    • ある程度丈夫な生地
  • パジャマの特徴
    • 肌ざわりや風通しが良い
    • 体を締め付けないサイズで、柔らかい素材が多い
    • 上下で統一された模様のデザインが多い

パジャマは寝やすさに重点が置かれているため、外用の服とは様相も異なるのです。

体のラインがはっきり出るくらいのサイズのパジャマは、寝苦しくなりそうですよね。

対して、部屋着は多少体にぴったりで、ヒラヒラしていない方が動きやすいです。

しかし、部屋着もパジャマの方が気楽でいいという人は少なくありません。

スウェットのように、部屋着にもパジャマにもなり得る服もあります。

はっきり分けないという選択肢も確かにあるでしょう。

あえて分けるなら、以下の点で部屋着とパジャマを分別することができます。

  • その服装のまま掃除もできるか
  • その服装のまま知り合いのいない場所に出かけられるか

両方が出来ない場合は、パジャマでしょう。

片方でもできる場合は、部屋着と言えます。

私の考える部屋着とパジャマの違いは?

部屋着

私は、言語的な意味における部屋着とパジャマは、似たものであると考えています。

部屋の中で着る「部屋着」の一種として、「パジャマ」があるのではないでしょうか。

吸水性が高く、ゆったりとした柔らかい部屋着は、パジャマでもいいと考えています。

寝やすい部屋着がパジャマ、ということです。

また、部屋着とパジャマの服装についても、持論があります。

私の場合、部屋着とパジャマを兼用しており、部屋着がありません。

二つを区別するとしたら、それぞれ以下の条件があります。

  • 部屋着の条件
    • 外で人に見られたい服装ではない
    • 着慣れていて、生地が柔らかめ
    • シワを気にしなくてよい服
  • パジャマの条件
    • 肌触りが良い
    • 吸水性が高い
    • ゆったりしている
    • 丈夫で、何度も洗濯できる
    • 清潔な状態である

特に着心地が大切で、着心地が良ければ部屋着でもパジャマになります。

パジャマでも玄関で荷物は受け取れますが、外には出られません。

部屋着であれば、ゴミ捨てやコンビニ程度であれば出かけられます。

部屋着とパジャマの違いについて

本記事では、「部屋着」と「パジャマ」の違いについて紹介しました。

内容をまとめると以下の通りになります。

  • 「部屋着」と「パジャマ」の言語的違い
    • 部屋着:部屋の中でくつろぐための服装の総称
    • パジャマ:ゆったりとした、寝るときに着る服
    • 「くつろぐ」と「寝る」では異なる
    • 目的が異なるため、「部屋着」と「パジャマ」は異なる服
  • 「部屋着」と「パジャマ」の外見的違い
    • 部屋着
      • 伸縮性が高く、動きやすい
      • 汚れても問題ない
      • そのまま外に行っても問題ない
      • ある程度丈夫な生地
    • パジャマ
      • 肌ざわりや風通しが良い
      • 体を締め付けないサイズ
      • 柔らかい素材が多い
      • 上下で統一された模様のデザインが多い
  • 私にとっての「部屋着」と「パジャマ」の違い
    • 言語上では「パジャマ」は「部屋着」の一種
    • 私にとっての部屋着の条件
      • 外で人にじっくり見られたくない
      • 着慣れている
      • シワを気にしなくてよい
    • 私にとってのパジャマの条件
      • 肌触りが良い
      • 吸水性が高い
      • ゆったりしている
      • 丈夫で、何度も洗濯できる
      • 清潔な状態である

部屋着とパジャマで多少の違いはあります。

しかし、分け方に正しいも間違いもありません。

活動しやすいか、寝やすいか、は人によって異なるからです。

因みに、例え1日中家にいる場合でも、起きたら着替えた方がよいでしょう。

寝る時の服装だと、リラックスはできますが、切り替えがしにくくなります。

また、寝る前にパジャマを着替えることで、眠りに落ちやすくなるようです。

どんな服を着るかは自由ですが、パジャマは「寝る時だけ」がオススメですよ。