トイレを英語で?こんなに?表記も調べてみました!

トイレを英語で言うと何?

トイレが英語じゃないの?

と思っていたのは私です。

これから調べますので、正解は後ほど。

せっかくなので、トイレの表記についても調べてみます。

トイレは英語で何かを調べた

トイレは英語で、

  1. toilet
  2. bathroom
  3. restroom
  4. lavatory
  5. washroom
  6. facility
  7. men’s room/women’s room
  8. W.C
  9. outhouse
  10. privy
  11. cloakroom
  12. The Gents/The Ladies
  13. loo
  14. powder room
  15. the john

というようです。

英語のトイレの違いを解説

多すぎて訳がわからないと思うので、それぞれ解説してみます。

toilet(トイレット)

日本で使われる「トイレ」は、toilet(トイレット)から来ているのでしょう。

toiletはイギリス英語のようで、日本語の「便所」や「便器」のことを指すようです。

なのでアメリカでは、ほとんど使われないとのこと。

日本でも「便所」という言葉は、あまり使われなくなっていますよね。

「トイレ」「お手洗い」「化粧室」が、一般的に使われるのでは。

bathroom(バスルーム)

bathroom(バスルーム)という単語だけで判断すると、「浴室」と訳すことが多いでしょう。

ただアメリカの一般家庭では、浴槽・便器・洗面所が同じ部屋にあるのが普通のようです。

なのでトイレを借りたい時は、

「bathroomはどこですか?(Where is the bathroom?)」

と聞くと、「トイレの場所を尋ねている」と判断してもらえます。

restroom(レストルーム)

restroomには休息所・休憩室という意味もあります。

というかイギリスでは、restroom=休憩室のようです。

アメリカ英語では、restroom=(レストラン・ホテル・劇場などの)お手洗いを指します。

lavatory(ラバトリー)

lavatoryは「洗面所」「化粧室」「お手洗い」という意味で使われます。

public lavatoryだと、「公衆トイレ」という意味です。

但しlavatoryは「公衆トイレ」の丁寧な言い方、という意見もあります。

新幹線や飛行機及びホテルのトイレも、lavatoryが使われるようです。

washroom(ウォッシュルーム)

ウォッシュルームは主にカナダで、よく使われるようです。

またアメリカの一部でも使うようですね。

一部というのはアメリカ人が、下記のような回答をしているからです。

質問:

bathroom と washroom と restroom と toilet はどう違いますか?

回答より抜粋:

The US doesn’t really use washroom so I don’t know about that.

(アメリカはwashroomを実際に使わないので、私はwashroomについては知らない。)

引用元:https://hinative.com/ja/questions/492801

なのでアメリカでwashroomは、あまり使われていないのでしょう。

カナダでは公共の場のトイレを、 washroomと言うようです。

それも「便所」ではなく、お手洗いや洗面所といった婉曲した表現で使われます。

facility(ファシリティ)

facilityには施設や設備といった意味があります。

facilityもまた婉曲的な表現として使われ、トイレの意味で使われる時はfacilities と複数形で使うようです。

トイレの意味でfacilityを使うのはアメリカで、口語的な表現になります。

men’s room/women’s room

直訳すると、男性の部屋/女性の部屋になりますよね。

men’s roomをGoogleの翻訳にかけると、

a restroom for men in a public or institutional building.

(公共施設または施設内の男性用のトイレ。)

引用元:Google翻訳

という解説が表示されます。

なので外出時に使う表現と考えれば良いのでしょう。

ちなみにmen’s room/women’s roomは、アメリカで使われる表現のようです。

W.C

昔からよく見かけますよね。

WaterClosetの略ですね。

Waterとつくところから、水洗トイレだというのがわかります。

但し現在では、WCは殆ど使われることがないようです。

なぜなら現在のトイレはほとんどが水洗のため、区別する必要がないからでしょう。

outhouse(アウトハウス)

outhouseは離れ家という意味があるようです。

outとhouseから、想像は出来ますよね。

ですからトイレの場合も、屋外トイレを指すようです。

昔は日本でもトイレは、外にありました。

アメリカでも同じだったようで、排便用の穴の上に移動式の仮小屋を置いたのだとか。

privy(プリヴィー)

Googleの翻訳でprivyを訳すと、下記の説明が表示されます。

a toilet located in a small shed outside a house or other building

(家または他の建物の外の小さな小屋にあるトイレ。)

引用元:Google翻訳

outhouseと同じと考えていいでしょう。

privyもまた屋外トイレを指します。

ではなぜprivyが屋外トイレを指すのか?

privyには「秘密の小部屋」という意味があることから、直接的な表現を避けた言葉として使われるようになったようです。

cloakroom(クロークルーム)

cloakroomは日本でも、ホテルやレストランで見かけますよね。

手荷物の一時預かり所のこと。

イギリスでは婉曲な言い回しとして、(ビル及び劇場の)トイレのことをcloakroomというようです。

「CR」と略していることもあります。

The Gents/The Ladies(ジェンツ/レディース)

想像できると思いますが、男性用/女性用になります。

イギリスの口語表現のようです。

loo(ルー)

looはイギリスで使われる表現で、女性が使うようです。

アメリカでは使われることがないとのこと。

ちなみになぜトイレのことをlooというかは、正確な情報はありませんでした。

ただ「le lieu」というフランス語からではないか、という説が私的にはしっくりきます。

「le」は英語のtheにあたり、「lieu」(リュー)は場所。

なのでトイレを婉曲的に、「ある場所」と表現したのではないでしょうか。

ちなみに英語のtoiletは、フランス語の「toilette」(トワレット)が語源です。

(※toiletteはフランス語で化粧や身支度を意味します。)

powder room(パウダールーム)

女性用トイレの婉曲的な表現。

powderが化粧を指すのは、想像できますよね。

なのでpowder roomは、化粧室だと考えればいいでしょう。

the john(ジョン)

仲間内で使う表現に、「the john」があるようです。

使うのは男性に限るようですので、女性は使わないように。

ちなみに「the john」が、なぜトイレの意味で使われるのか?

実は英国初の水洗トイレを発明したのが、ジョン・ハリントンという方なんだそうです。

その為、英国では「the john」が使われるようになった、と言われています。

トイレの表記は?

次はトイレの表記について、確認してみたいと思います。

でもトイレを英語でなんというかが分かったのですから、今さら意味がないかもしれませんね。

WCは現在は会話で使うことは少ないようですが、表記では使われていますね。

restroomはアメリカでしたね。

toiletですから、イギリスでしょうか。

Washroomなので、カナダですかね。

https://www.facebook.com/Comedy1031/photos/a.253537938101934/448511321937927/?type=3&eid=ARDByezIuEI8VnTso3C8Opv8lhgF38I1RiP3JX94vbH_GOf5ajEVhxJv1tkyWoR37F7K1Qax4Dn7I_3U&__xts__%5B0%5D=68.ARAWyhzwgDgwNl_OwRTg4dKuoGblcrDrZ0_GHMBVt5vB25d0n6koDaui2NWIM5XUzbGW73ipyeYa8X4gM0VSlL9Ym1jGJ1b68goZHf-pX9XO80l-B6RSgqlCuQIBiFVSnM6h-NuWDL9i7Sn3tP4ZNOk9DijWTYBeUwAr0CrdgjKATLQKjos2yDTghVepdU-0ix_cCp1gQu2jw1OfM5mcMCHrb9Im97y049mifHK-30B8uyqQdO6HGKohcMvT9H0Oog6XzSHvh800KWrUj7ETjHZVz5sdWSB34haqXETEc58-vwARbMLrgPRzPOmomQMYW_U&__tn__=EHH-R

 

MENとWOMENの表記以上に気になるのが、

「MEN to the left because WOMEN are always right!」

女性は常に正しいので(右なので)、男性は左です。

right=右

right=正しい

rightの持つ意味、「右」を「正しい」に掛けているのが面白い。

アメリカらしいユーモアですね。

以上、トイレについて調べてみました。

本日の収穫は、

「MEN to the left because WOMEN are always right!」

ですかね。

私は賛成!