4歳児

4歳児といえば、みんな幼稚園にも通い始め、それぞれの個性が際立ってくる頃ですよね。

我が子のキラッ!と光る個性を、伸ばしてあげたい!

その気持ち、わかります!!

また入園前から習い事を始めている子たちを見て、

「ウチの子も何か習い事、させてみようかしら…」

なんてこともあると思います。

どの習い事にしようか…。

月々のお月謝などなどもあれこれ考えて、ようやく習い始めたのに。

ある日子供から

「行きたくない!」

と言われてしまったとしたら…⁇

辞めさせては、甘やかしになる?

はたまた、無理強いする方が子供に悪影響になる?

さて、親として、どうしてあげたらいいでしょう?

4歳の子供が習い事を嫌がる!どうする?

まずは、子供が習い事を嫌がる理由を、確かめてみましょう。

どの習い事にするか?

4歳児なら、ほとんどすべてを、親が決めていると思います。

まれに「これ、習いたい!」という子もいるかもしれませんが、だとしてもまだ4歳です。

確固とした意思を持って習い始めたわけではないことを、認識しましょう。

そこを踏まえた上で、

「なぜ行きたがらないのか?」

を確かめていきます。

続ける?それともやめる?

精神論でぐるぐる考えるのではなく、決断に必要な情報を集めましょう。

まず、子供の話しを聞いてみます。

あれこれ問い詰める聞き方はせず、

「どうして行きたくないって思っているの?」

優しく聞いてあげてくださいね。

また、ここで子供の話しに

「でもそれはね…」

突っ込みを入れるのもタブーです。

あくまで

「そうなんだね。」

と聞いてあげてください。

そして次は先生に相談します。

行きたくないと言っていることと、その理由を伝えレッスン中は、どんな様子かを聞いてみましょう。

意外に

「〜くん(ちゃん)、とっても楽しそうにしていますよ!」

なんて言われることが多いです(万一ここで疑問に感じたら、見学をお願いしてみてもいいと思います)。

習い事中は楽しくしているけど、行きたがらないのであれば…

例えば、

「お友だちと遊んでいるのを切り上げて、習い事に連れて行かれるからかな?」

など、何かが見えてきます。

そしたら可能な限り、

  • 曜日や時間を変えてみる
  • 習い事の頻度を減らしてみる

など、解決策を講じて、様子を見て行くのが良いと思います。

もし先生の目からみても、レッスン中にしんどそうな様子だったら、協力をお願いしましょう。

この場合、なかなか上達しないから、

「お友だちはできるのに自分だけできないから(グループレッスンの場合)つまらない!」

ということが多いもの。

また、

「先生がイヤ!」

というのも(なかなか先生ご本人には伝えられないかと思いますが)、なかなか上達しないという理由がある可能性があります。

先生に褒めて頂いたり、盛り上げてもらうことで、機嫌よく通ってくれるようになるかもしれません。

習い事を嫌がる4歳の子供に私が取った行動は?

ちなみに我が家の場合ですが、長女がバレエを習い始めたときに、

「習い事を嫌がる」

という事態が起こりました。

近所のお姉ちゃんに憧れて、自分から習いたいと言ってきたので、始めてみたのですが…

1ヶ月もしないうちに、

「行きたくない」

と言い始めたのです。

理由を聞いてみると、

「恥ずかしいからイヤ!」

と言います。

自分だけ出来なくて恥ずかしいんだろうなぁと勝手に思い、

「最初からできる子なんていないよ」

「そのうち◯◯にも出来るようになるから、大丈夫だよ〜」

と言い聞かせたのですが、まったく効果がありません。

すぐに先生に相談すれば良かったのに、なだめてすかしてと、親子でしばらくバトルをしてしまいました。

遅ればせで先生に相談し、下の子たちも預けて、しっかりレッスンを見学してみると。

恥ずかしい理由は、思わぬものでした!

なんと、おばあちゃんからプレゼントされた練習着が、他の子のものより明らかにヒラヒラで、それが恥ずかしかったようなのです。

親子だけでやり取りをしていても、なかなか本当の理由は分からないもの。

理由が分かれば、早くに対応してあげられます。

出来るだけ多くの人から情報を集め、原因を突き止めてあげましょう。

分からないままで葛藤していても解決しないし、何より子供がかわいそうですよね。

私の失敗談が、あなたの参考になればいいなと思います。

4歳児が習い事を嫌がることについて

あなたが原因を突き止め説得しても、どうしても子供が習い事を嫌がるようなら。

わたしは無理強いしないで、やめさせてもいいんじゃないかなあと思っています。

なんせ、まだ4歳。

これから新しく芽生える可能性も興味の方向も、それこそ無限大です。

色々なことに挑戦して、本当にその子に合った習い事を、ゆっくり見つけて行けばいいのではないでしょうか?

とにかく言えることは、主役は子供だということ。

先生への敬意と感謝を忘れないことはもちろん大切ですが、気を遣うばかりに我が子の気持ちを、二の次にしないようにしましょう。

習い事の問題だけでなく子育てには、これ!と言う正解はありません。

子供が生き生きと楽しくいられるように、周りの大人たちで成長を見守って行きたいですよね!