あなたは自分が1ヶ月あたり、どのくらいの生活費を使っているか、把握していますか?
毎日の生活で出ていくお金を把握することで、節約できる箇所が見つかるかもしれません。
ここでは、20代夫婦に絞って解説していきます。
20代夫婦の家計簿の内訳は?
リクルートブライダル総研(ゼクシィ)がおこなった「新婚生活実態調査2016」によると、生活費平均は19万円でした。
これは、全国の直近1年以内に結婚した20代の女性を対象にしています。
家賃 | 約57,000円 |
食費 | 約45,000円 |
水道光熱費 | 約15,000円 |
携帯・ネット代 | 約15,000円 |
日用品 | 約13,000円 |
娯楽・外食費 | 約45,000円 |
合計 | 約19,000円 |
参照元:https://zexy.net/newlife/manual/money_kakeibo/backnumber.html
表は上記URLより2016年度の20代夫婦を抜粋し、平均を計算した金額です。
貯金額は除いた金額になっています。
知り合いの20代夫婦の家計簿は?
住む地域や生活スタイルによって家計簿の中身は変化するので、今回は私の知り合いの家計簿を例として挙げてみます。
仮にA子・B男としておきましょう。
A子(25歳)B男(28歳)
・福岡県在住
・共働き(A子正社員 年収:260万円、B男正社員 年収:300万円)
・自動車保有(2台)
家賃 | 約6,2000円 |
食費 | 約42,000円 |
水道光熱費 | 約20,000円 |
携帯・ネット代 | 約18,000円 |
日用品 | 約32,000円 |
娯楽・外食費 | 約40,000円 |
保険・医療費 | 約25,000円 |
ガソリン代 | 約23,000円 |
合計 | 約262,000円 |
合計は、約26万円です。
リクルートブライダル総研(ゼクシィ)がおこなった「新婚生活実態調査2016」の生活費平均19万円と比べると、7万円もの差があります。
出費の差が大きいのはどうして?
20代夫婦の家計簿と言っても、それぞれの家庭によって出費が大きく異なります。
それは、住む地域や環境はもちろんですが、他にも次のようなことが言えます。
自動車を保有していれば、車検や毎月のガソリン代がかかります。
社宅に住んでいれば、家賃が格段に安く済むことでしょう。
自炊が多い家庭と外食が多い家庭でも、その差は出てきます。
また、同じ地域に在住し、同じ家賃・水道光熱費だとしても、出費が同じとは限りません。
実家が農家だったら、いつも野菜やお米をもらうかも。
野菜やお米を必ず購入している家庭とでは、食費に大きな差が出ますよね。
家庭環境が全く同じことはありえませんので、出費に差が出るのは当然なんです。
節約できるところってどこ?
あなたが毎月出費しているお金は、2つの区分に分けられます。
それは「固定費」と「変動費」です。
固定費は、
- 家賃
- 携帯代
- 保険料
といった毎月ほぼ一定の金額がかかるものです。
少しの変動はあるかもしれませんが、必ず毎月かかるお金といってよいでしょう。
変動費は、
- 食費
- 日用品
- 娯楽費
などのことをいいます。
毎月かかるお金ではありますが、自分のさじ加減で減らすこのできる項目がたくさんあります。
節約するには、この変動費に注目してみましょう。
変動費の中でも、世間ではよく節約するなら「食費」だと言われています。
もちろん、間違ってはいません。
毎日必ずかかるのが食費です。
食費の値段を把握し、より安いものを求めて購入すれば、すぐに費用を抑えることができるでしょう。
また、水道光熱費ですが、実は工夫すれば節約できるところが、たくさんあることをご存知ですか?
普段の生活の中で電気の付けっぱなしを無くしたり、使わないもののコンセントを常に抜いておくと良いでしょう。
給湯のスイッチをお風呂の時以外消しておくことも、節約の一つです。
また、ガス代が高い地域であれば、料理の時、火を使わずに電子レンジで料理することで、格段にガス代が安くなるかもしれません。
そして、少し視点を変えて各種ポイントを収入として考え、貯めるということも一つの手段になるでしょう。
クレジット社会になっている今だからこそ、できる事です。
特に必ず出費するであろう固定費をクレジットから引き落としてポイントを貯められれば、日用品などを購入でき大きな節約につながりますね。
20代夫婦の家計簿について
20代夫婦なので、まだそこまで保険にお金をかけていなかったり、あまり医療費がかさむことのない内容の家計簿になっています。
しかし、今後おそらく今よりも、お金が必要になる場面が増えてくるでしょう。
今後起こりうる出産・子育ての準備を、しておくのも良いですね。
その為にも、20代のうちに、家計簿を把握すことが大切。
何にいくら使っているか認識するだけで、節約できるところが分かると思います。
まだ夫婦2人なので、今が節約のチャンスと言っても良いかもしれません。
夫婦2人が節約を意識するだけでも、家計簿の中身が変わってきます。
普段の生活で節約を心がけてみましょう。
ただし、あまり無理のない範囲で、ストレスを溜めずにやっていきましょう。
これからの蓄えが増えてくるのが、目に見えると嬉しいですね。