待機児童問題が取り上げられることの多い現代、お子さんを保育園に入れるだけでも一苦労でしょう。
「子供を預かってくれるなら、贅沢は言わない!」
なんて思うかもしれませんが、入園させてから後悔はしたくないですよね。
入園させる前に聞いておくべきポイントは、しっかりチェックしておきましょう。
今回は保育園に見学に行く際に、聞いておきたい質問をまとめました。
「聞いておけばよかった」
「見落としていた」
とならないように、ぜひ参考にしてください。
保育園見学の前に
希望の保育園を絞って、いざ見学へ。
ですが何も考えずに見学に行ってしまうと、あとあと疑問点が浮かんでくることも…。
せっかくの見学の機会を、無駄にしたくはありませんよね。
見学に行くときは、事前にしっかりと準備したいものです。
質問したいことは、あらかじめリストにしておくことをおすすめします。
質問内容を紙に書いておけば、聞き忘れる心配がありません。
また聞いた内容は、メモをとってください。
耳で聞いただけでは、忘れてしまいますからね。
複数の保育園を見学する場合は、見学の順番も工夫するといいでしょう。
日程の調整ができるなら第一希望の保育園は、ほかの保育園をいくつか見学した後に行くといいと思います。
「見学の練習」をしてから、本命に臨むイメージです。
さらに夫婦二人で見学に行けると、理想的でしょう。
男性と女性では、目線が違います。
あなたが気づかないところを、旦那さんが見てくれるかもしれません。
要チェック!保育園への質問項目リスト
では、実際に聞いておきたいポイントをご紹介します。
オムツ
オムツについては、布オムツを使う方針の保育園もあります。
使用済みの紙オムツは処分してくれるのか、持って帰らなくてはいけないのかもチェックポイントです。
寝具
お昼寝に使う寝具について、確認しましょう。
シーツだけを準備すればいいのか、布団一式が必要なのか、保育園によってシステムはさまざまです。
布団の持ち帰りがある場合は、送迎の移動手段にも関わってきます。
持ち物
保育園指定の持ち物があるのか、手作りのルールがあるのかなどを聞いておきましょう。
手作りグッズを準備する時間がないなら、インターネットでの代行サービスなど、外注するのもアリです。
食事
栄養バランスのとれた献立が望ましいですね。
アレルギーに対応した給食を出してくれるかどうかも、大きなポイントになります。
除去食・代替食がない場合は、お弁当を持参しなくてはなりません。
また、おやつは市販のものか、手作りなのかもチェックポイントです。
年間スケジュール
保育園で行われるイベント行事も、確認しておきましょう。
特に注目したいのは親が参加する行事が、どれくらいあるのかという点です。
また、お盆や年末年始などの長期休暇が、どのように組まれているかも、知っておいたほうがいいでしょう。
呼び出しの基準
子供はよく熱を出しますよね。
お迎えの呼び出しの基準を、聞いておきましょう。
すぐ迎えに行けないときに、数時間は見てもらえるのか聞いておくと、安心ですね。
延長保育
仕事をしていると、急に残業になることもあります。
延長保育の利用が、当日の連絡でも対応可能か、確認しておきましょう。
月齢の低いうちは、延長して預かってもらえない場合もありますので、気を付けてください。
慣らし保育
育休中なら慣らし保育に対応しやすいですが、復職していると仕事との調整が必要です。
慣らし保育の期間や進め方をあらかじめ確認しておくと、親としても心づもりができますよ。
見学時に注目するポイント
保育園の見学に行ったときは、質問することも大事ですが、よく見て観察することも重要です。
- 先生たちはきちんと挨拶してくれるか
- 子供たちは笑顔でいるか
- トイレなどの設備は清潔に保たれているか
実際に現場に行ったからこそ、見えてくる部分がたくさんあります。
保育園の雰囲気を肌で感じられることも、見学の大きなメリットです。
質問リストで有意義な保育園見学を
ここまで、保育園に見学に行く際に聞いておきたい質問や、注目したいポイントについてご紹介しました。
気になることは、遠慮せずにどんどん聞いておきましょう。
大切な子供を預ける、保育園。
できるだけ楽しく、安全で、豊かな経験ができる保育園に通わせてあげたいですね。