男の子の名前決め!漢字一文字でのおすすめは?

お子さんの名前は、何を重視して決めますか?

画数や音の響き、漢字の意味など、気になる要素がたくさんありますよね。

男の子の場合、結婚して名字が変わることがないので、名前はまさに「一生使う大切なもの」。

近年は男女ともに漢字一文字での名前が、人気のようです。

ここでは男の子の漢字一文字の名前を、ご紹介します。

漢字一文字の名前の印象

名前の付け方には漢字・ひらがな・カタカナがありますが、男の子は漢字を使うことが多いでしょう。

単純に考えて漢字二文字の名前は、漢字一文字の名前の2倍の情報を持つことができます。

名前にたくさんの願いをこめたいなら、漢字一文字では足りないかもしれません。

ですが漢字一文字の名前はつくりがシンプルなぶん、パッと見たときに、漢字の印象がダイレクトに伝わってきます。

名前にこめられた願いが、直感的に感じ取れるのです。

しかも子供本人にとっても、分かりやすくて覚えやすいという利点も。

また漢字一文字だと、必然的に二音か三音の名前になります。

なのであなたが呼びやすいというのも、漢字一文字の名前の利点かもしれません。

男の子の名前におすすめの漢字紹介

では6つの項目に分けて、漢字一文字の名前をご紹介します。

◆人気の名前

  • 蓮(れん)-清廉、困難にくじけない強さ
  • 樹(いつき・たつき)-成長、生命力、自立
  • 湊(みなと)-人やものが集まる、社交的、国際的
  • 蒼(あおい)-開放感、健康
  • 翔(しょう)-自由、飛翔、高い目標
  • 悠(ゆう)-おおらか、のびやか

まずは男の子の名前として人気のある漢字と、そのイメージを挙げました。

どれも今っぽい感じがしますね。

音の響きもすっきりしていて、おしゃれな印象です。

櫻井翔さんや福士蒼汰さんなど、人気のある有名人の名前で見かける漢字も。

◆優しい印象の名前

  • 優(ゆう)-優しい、優秀、しとやか
  • 篤(あつし)-情に厚い、熱心
  • 孝(たかし)-思いやり、道徳心、孝行
  • 誠(まこと)-誠実、まじめ、有言実行

お子さんの名前に優しいイメージを持たせたいときに、おすすめの漢字です。

どの漢字もあたたかくて、穏やかな印象があります。

「人に優しくできる、思いやりを持った子になってほしい」

という願いにピッタリでしょう。

◆爽やかな印象の名前

  • 翼(つばさ)-自由、活発、助ける
  • 駿(しゅん)-優れる、躍動感
  • 颯(はやと)-爽やか、アクティブ
  • 涼(りょう)-すがすがしい、クール

イケメンに似合いそうな、爽やかでかっこいい印象の漢字です。

活動的で、運動神経がよさそうなイメージ。

「明るくはつらつとしていて、行動力のある子になってほしい」

という願いに合っているでしょう。

◆かしこい印象の名前

  • 聡(さとし)-聡明、視野が広い、落ち着いている
  • 智(とも)-判断力、理解力、知恵
  • 傑(すぐる)-優れる、抜きんでる、才能
  • 賢(けん)-かしこい、知性、堅実

知性を感じさせる漢字です。

落ち着いていて、大人っぽい印象があります。

人の気持ちを理解し、スマートに気遣いができそう。

「ただ単純な頭の良さや優秀さだけではなく、人間性の優れた人物になってほしい」

という期待がこめられた名前でしょう。

◆男らしい印象の名前

  • 護(まもる)-強い、優しい
  • 剛(つよし)-勇敢、健康、活発
  • 勝(まさる)-勝利、優れる、努力
  • 陸(りく)-たくましい、安定感、生命力

男らしく、強そうな印象の漢字です。

男の子は弱いものを守るヒーローに、憧れることが多いものです。

「大切なものを守ることができる、強くたくましい子になってほしい」

という願いにふさわしい名前だと思います。

◆古風な印象の名前

  • 仁(じん・ひとし)-思いやり、いつくしみ、人徳
  • 匠(たくみ)-創造的、芸術的、プロフェッショナル
  • 新(あらた)-未来、希望、可能性
  • 渉(わたる)-着実、前進、たくましい

ここでは、昔から名前に使われてきた漢字を取り上げました。

洋風な名前もいいですが、日本らしい和風な名前もステキですよね。

全体的に落ち着いた印象があります。

男の子の名前について

非常に個人的な意見ですが、男の子の名前に使う漢字は、女の子の名前に使う漢字より、種類がすごく多いと思うのです。

しかも漢字の読み方も複数あって、意味と読みの組み合わせ方が難しい。

組み合わせパターンが、途方もなくたくさんあるように感じられます。

たとえば「ゆうすけ」という名前にするとして、裕介、侑祐、祐丞、佑輔、裕典、裕佑…。

本当に豊富な組み合わせですよね。

「祐」や「佑」は、「ゆう」とも「すけ」とも読めるので、私の頭では、もう何が何だか…

その点、一文字の名前は、考えるほうもシンプルで助かります。

将来、学校の宿題で名前の由来を聞かれたときも、分かりやすく説明できそうです。

思いのこもったお名前を

子供の名前を考えていると、あなたの旦那さんだけでなく、おじいちゃんおばあちゃんが意見を出してくることもあるでしょう。

「名前は夫婦二人で決めたいのに」

「候補が増えて、さらに悩む…」

なんていう状況になるかもしれません。

名前を決めるのは大変ですが、それだけ多くの人に待ち望まれて生まれてくる赤ちゃん、幸せ者ですね。

わが子のために十分に悩んで、納得のいくステキな名前をつけてあげましょう。